私たちは1995年の創業時より
『全ての従業員・全てのお客様・全ての関係者の物心両面の豊かさと幸福を追求すると同時に、地域社会・人類社会の進歩発展に貢献する。』
という企業理念を軸に、グローバルかつ柔軟な視野を持って社会が必要とする事業の発展および次世代に求められる新規事業開発に真摯に取り組んでおります。
起業の大きな原動力となったのは、阪神淡路大震災での被災経験でありました。
それまでのモノの見方や考え方、価値観、判断基準が大きく変わっただけでなく、平穏な日々を送る上では気付かなかった住居・電気・ガス・水道・通信・輸送などといった、生活に必要不可欠なライフラインの大切さを痛烈に思い知らされた出来事でした。
と同時に、こうしたインフラ設備を始め都市機能を維持するための事業は、人に頼るばかりでなく、自ら関わり生み出すことが重要だと痛感いたしました。
そして、自分にできることを通じて人々の生活を守り、より豊かで安心できる暮らしに寄与することが、生かされた己の役割だと確信いたしました。
まずは、震災の被災者用仮設住宅への資材搬入など揚重工職方事業を行う揚重工専門会社からスタートいたしましたが、将来的には通信・メディア事業・エネルギー事業・教育事業・食料事業・金融事業にも携わることを目標に掲げ、社会貢献と収益を同時に達成する組織をテーマに創業いたしました。
お陰様で現在は、揚重・手運び運送請負サービスにおいて西日本トップシェアを担うリーディングカンパニーとして建築現場をサポートさせていただいております。
2002年からはIT業界にも参入し、ECサイトや求人サイトを始め、各種ポータルサイトの運営といった広告・マーケティング事業を展開しております。
また、2014年には貸会議室・コワーキングスペースの運営も開始いたしました。
特に「コワーキング(Coworking)」支援においては、あらゆる業種の起業家やフリーのエンジニア、クリエイターとの出会いや繋がりが生まれ、教育事業への参画など、ビジネスが加速しつつあります。引き続き、次世代を担うIT技術者の育成と創出、新しいテクノロジーを生み出すアイデアの融合に尽力して参ります。
更に近年日本では、不安定化するエネルギー市場に加え、化石燃料の利用に伴い発生する温室効果ガスを削減することが重要な課題となる中、地域経済の活性化も視野に入れた、再生可能エネルギー活用の実現を図っております。
私たちはこれからも、人々の安心・安全な暮らしをサポートするために、未来を見据えながら“社会の問題をチームで解決する”企業でありたいと考えております。
すべては、世の人々の「物心両面の豊かさ」と「幸福」のために、いかにしてより高次元の社会貢献ができるか、いかなる手段を持って世の中のお役に立てるかということを、常に考えながら社会的責任を果たし飛躍して参ります。
TSP Co.,Ltd.(株式会社ティーエスピー) 代表取締役社長