令和の出典 万葉集とは
歌った人の身分とか立場は問わない
とても民主主義的な歌集です。
飛鳥時代から奈良時代の
130年間分の和歌が盛り込まれていて
歌い手も
天皇から、名も無き庶民まで4500以上の歌が載ってます
そして
日本最古の歌集です。
編纂者は大伴家持(おおともの やかもち)で
その中にあった歌が
初春の令月にして
気 淑(よ)く風和(やわら)ぎ
梅は鏡前の粉を披(ひら)き
蘭(らん)は珮後(はいご)の香を薫(かおら)す
です。
天平二年
大伴家持の父の
大伴旅人の邸宅(現在の九州太宰府の坂本八幡宮)で行われた宴「梅花の宴」で
読まれた歌
その「梅花の宴」には
あの山上憶良(やまのうえの おくら)も
参加していました。
自国の言葉を持たない国も有ったあの時代に
一音一文字の大和言葉と
万葉仮名を使った
彼等の凄さと
日本文化の高さを表していますね
そして
令のイメージは
尊敬
品格
端正さ
グレードアップした
令なる平和
「令和」
知れば知るほど良い元号ですね