雑誌の
新刊紹介のページで見つけた
「日本一の外道(げどう)クライマー」と
称される破天荒な登山家の話。
外道(げどう)とは
1 仏語。仏教の信者からみて、仏教以外の教え。また、それを信じる者。⇔内道。
2 道理に背く考え。また、その考えをもつ者。邪道。
3 災いをなすもの。悪魔。また、邪悪な相をした仮面。「―の面」
4 心のひねくれた人、邪悪な人をののしっていう語。
5 釣りで、目的と違った魚が釣れたとき、その魚のこと。
超悪者 極悪人のイメージですが
なぜ著者が外道と呼ばれるのか。
理由は
和歌山県にある落差133メートルの日本一の滝
「那智の滝」を登って逮捕されたそうです。
そして、
仕事も失われました。
逮捕されたということは、
法律違反をした。
だから、
「外道」ということだ。
ところが
著者の顔写真の笑顔は柔和で誠実そう
タイの46日間密林遡行
ヤブをかき分け渓流に落ち
泥にまみれ
虫に刺され
蛇を食らう
苦難に耐える
人類にとってのパイオニアワークに挑戦
最難関の地形を克服
など
命がけのベンチャー精神
パワフルに感じました。
今は
建設現場で働いたり
原稿を書いたり
富士山の観測所の作業を手伝いながら
探検されている。
60歳まで山に行きたいそうです。
いろんな
人生の価値観があるものですね。
新規事業チャレンジと規制や法律とのギャップで言うと
自動運転車の開発実験と道路交通法
Airbnbと旅館業法
ウーバーと タクシーの営業許可
人道的とルールの間では
リトアニアでの外交官杉原千畝氏のビザ発行
国策会社 国際石油メジャーからの妨害を打ち破った
「海賊とよばれた男」=出光興産創業者
みんなリスク テイクして
挑戦されているなぁと感動します。
自分はまだまだ未熟者
諸先輩方を見習って行こう
本当の挑戦はまだまだこれからです。
PS
TSP創業当時
一緒に仕事をしていた○○君が
今は超大手のインターネット企業で執行役員をしています。
彼曰く
新規事業をするたびに
霞が関の役人から
直接彼個人の携帯電話あてに
呼び出しをくらうので
対応に骨が折れると言ってました。
挑戦・チャレンジは
世間の批判も受けます。
精神的にタフでなければ
鈍感さも必要かも。。。
以上